
- フラットなイメージ
- 「人生色々」「十人十色」×「聞こえ」
(1) 「難聴」「障害」「ハンデ」という言葉の “分かりやすさ” と引換えに、欠陥やマイナスのイメージを全面に出すのは抵抗がありました。
かと言って「障害も病も個性、こんなに頑張ってます」、「障害なんて気にしない!」という美談やポジティブ全開のメッセージを発信したいのでもありません。
私たちの中には、ポジティブだけでもネガティブだけでもなく、さまざまな感情が入り交じっています。その一つ一つの体験や感情をまるごと大切にしたい。そのために、中立的なイメージの名称を選びました。
(2) 色んなことが起きる人生。片耳難聴も大事な一ピースではあるけれど、笑いあり涙ありが人生と思うと、片耳難聴だけが特殊なものではないのかも知れません。
それに、片耳が聞こえない以外にも色んなバックグラウンドを持っていて、あくまで片耳難聴は私の一部分です。
なにより、片耳難聴に限らず、聴覚・感覚の感じ方は人それぞれです。「難聴だからこうだ!」という絶対があるのではなく、聞こえ方・受けとめ方・そのサポートには広がりがあります。
その人生・人・聞こえの「いろいろ」を大切にすることにこそ意味がある、「いろいろ」から出てくるHelpやNeedやHopeに応えたい、と思っています。