「”聞こえ” には色々あるけど、自分の聞こえ方以外はあまり知らないなぁ…」
(自分の聞こえについても、ようやく知り始めたところだけれど…)
そんな風に思ったことはありませんか?
そこで今回、片耳は正常でもう片方の耳にのみ難聴のある片耳難聴(一側性難聴/一側聾)と、
聴力は正常であるけれど聞き取りにくさのあるAPD(エーピーディー:Auditory Processing Disorder:聴覚情報処理障害 )を持つ人が、
互いについて話し、知り合う時間をつくることにしました。

こんな方はぜひご参加ください!
- 自分の聞こえのことを話してみたい!
- 様々な聞こえについて知りたい!
- 色んな当事者の方と会ってみたい!
- 人の役に立ちたい!
など
- 片耳難聴当事者、APD当事者、
ほか周りの方や支援関係者などの参加も可能です。
片耳難聴とAPD当事者枠は、キャンセル待ちとなりました。
一般枠(当事者以外)のみ、残り数席受付ています。
当事者の友人知人や、支援関係者など、両耳聞こえる方の参加も歓迎しています!
APDとは?
APDを持つ人の割合は、学童期の子供の2~3%、あるいは0.194%といった推定が外国では報告もあります。*1
近年、ニュースなどでも目にするようになりましたが、まだまだ実態は研究途上であり、認知度も高くはありません。
症状の例
- 雑音の中で、話が聞き取りにくい
- 複数人での会話が、聞き取りにくい
- 話が長くなると、途中から何を言っているのか分かりにくくなる
- 口頭で言われたことは忘れてしまったり理解しにくい
難聴と似ている症状に思われますが、
聴力検査をしても異常がないため、見落とされることが多く、周りからの理解も得にくいと多くの当事者が感じています。
片耳難聴とは?
全国に30万人以上いるときこいろでは推定しています。先天性や子どもの頃、大人になってからなど原因や発症時期は様々です。
困ることの例
- 難聴側からの音声が聞き取りにくい
- 雑音の中で、音声が聞こえにくい
- 音の方向が分からない
- 内耳に原因がある場合、耳鳴りやめまいや補充現象がある方もいる
いつも聞こえない訳ではなく、特定の場面で聞こえずらさが増すため、「周囲から理解されにくい」という点がAPDと似ているかもしれません。
片耳難聴とAPDについて、詳しくは当日もお伝えします。
ご関心のある方は、お気軽にご参加ください。
主催:きこいろ
「聞こえ方はいろいろ」略して「きこいろ」。
片耳のみが聞こえない・聞こえにくい人のコミュニティです。有志の当事者を中心としたボランティアの任意団体。2019年~、情報発信や啓発活動、交流会・勉強会などを行っています。
本企画の当日の進行や、交流の際の司会もきこいろの運営メンバーが務めます。
初参加の方も、安心してご参加ください。
企画協力:APD当事者会
APD症状で困難や苦労、悩みを抱える当事者が集まりつながる会。
ゆるいつながりを通して人生がより良い方向へ進むきっかけや、APDを広く知ってもらうことを目指し活動しています。
- *1:出典
- ・Chermak GD and Musiek FE:Central Auditory Processing Disorders;New Perspectives, Singular Publishing Group Inc, San Diego, CA, 1994
- ・Nagao K, Riegner T, Padilla J, et al: Prevalence of Auditory Processing Disorder in School-Aged Children in the Mid-Atlantic Region;J Am Acd Audiol 27:691-700 2016

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