片耳難聴Cafe第11回【in福岡】イベントレポート

2020年2月25日 − Written by 麻野 美和

片耳難聴Cafe担当の麻野です!

遅くなりましたが、年始一発目!1月4日開催のイベントレポートをお送りします。
今回は、福岡は博多へ!九州初上陸!
参加者の皆さん、楽しい時間をありがとうございましたー!!

片耳難聴Cafeって?

福岡の風景

主に話されたこと

伝えること

  • 「いま70%くらい聞こえてない」と会話中に言ったりする。「こういう状況だとこのくらい聞こえないんだな」というのを自分と相手で把握するために。
    カフェのBGMがうるさかったら「すみません、ちょっと音が大きいので下げてもらえますか」と店員さんに言って下げてもらったりしている。他の人にとってもうるさいんじゃないかと思うし。
  • 言わないときもある。自分で位置や席を取ってる。そこまで言わなくてもいいかな、という感じ。
    聞き返すのを諦めるのが嫌だとも思うけど、たわいもないことものは聞き流したり適当に相槌打ったりしちゃう。
  • 自覚している困り度合いを数字にするとしたら、3-4くらい。なんとなかるときも多いから、伝えないことも多い。でも、自分の中で気にしているから言いにくいのかも。
    人見知りなこととか出来ないことを、片耳難聴のせいだけじゃないと思うのに、そのせいにしてしまうのが嫌だ。
当日の様子
当日の様子

仕事のこと

  • 最近、ネットカフェで働こうと思ったらインカムを使うお店だった。そうじゃないところも多いから、知らずに始めた)。聞こえる方の耳にインカムを入れるから、インカムを通さない普通の会話ができなくなる。
    耳を塞がなくて済む「骨導のインカム」を導入しようか?とも店側が言ってくれたが、耳の周りに何かつけるのも嫌なことに気づいて、結局辞めることにした。働く環境の確認が大事。
  • ファストフードで働いてる。ドライブスルーがないから、インカムは使わないで済んでいる。インカム使うのだったら大変そう。
    困るのは、食べ物が出来あたったと知らせるタイマーの音がどこで鳴ってるか分からない(音源定位が難しい:詳しくはこちら)。タイマーが点滅するものなので、それを見て頑張って探してる。
  • 短期バイトのときは、あまり片耳難聴のことを言っていない。期間が短いと、人と関わって聞こえずに困るときも少ないから言う必要がなければ。
    ある程度の必要性を感じる仕事のときは、何かあったときの予防線として伝えてる。聞こえなかったときに相手にも「初めに聞こえないと伝えたよね」って分かって貰えるように。
    働く場面だから、聞こえなくて出来ないことだけじゃなくて、聞こえ以外の出来ること・長所も伝えるのが大事。
右利き左耳難聴が電話を取っているイメージ
右利き左耳難聴が電話を取るとこうなる実演(クロス持ち)

その他の症状

  • 聴覚過敏があって辛い。病院で検査して分かった。片耳は聞こえないのに、もう片方の耳は聞こえ過ぎているよう。乗り物のエンジン音、パソコンなどの起動音が不快に聞こえる。
    外出するときなどは、耳栓やイヤマフを使って対処している。
  • 補充現象なのか、オフィスの周りの音が気になるようになって、疲れる気がする(補充現象とは)。
    IT系の職場のため単独作業しているときは、雑音をカットするノイズキャンセリングイヤホン(関連記事)が使えている。少し高かったが良い気がする。
カフェのイメージ

お知らせ

新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、イベント計画を立てられておりません。
各回開催の一か月に詳細の決定、2~1週間前に最終の開催可否の決定をし、参加予定者さまには個別でご連絡します。(関連記事:2月名古屋現地開催中止について)

下記の会に、参加希望の場合は「①参加希望のエリア②お名前③会員の有無④レポートや写真の可否」をご連絡ください。メールあるいはTwitetrのDMにて。

4月19日オンライン開催

オンライン通話での開催は、通常通り行います。
安定したインターネット環境で、スマホ・PCにて、「zoom」というビデオ通話が使用できることをご確認ください。
ご希望の方は、「参加可能な2時間の時間帯」を添えてご連絡ください。

5月10日 or 17日

名古屋駅付近 現地開催リベンジ 検討中
お申込み下さっていた方・キャンセル待ちの方・会員さまを優先してご案内します。「事前予約希望」とご連絡ください。

6月28日 京都駅付近

会員さまから先着順でご案内します。非会員の方は、お席に余裕がある場合にお申込みをお受けします。「事前予約希望」とご連絡ください。

Cafe担当募集中

片耳難聴Cafeを始めたこの1年、北へ呼ばれれば北へ、南に呼ばれれば南へ..と全国行脚してきました。
毎回、同じ場所でやる意義も考えたし、その方が企画側としては効率的なのは確か。

それでも、あえて飛び回ったのには理由がありました。

ひとつは、単純にまだ活動を始めたばかりだったので、沢山の人の声を聞きたいと思ったから。
一人の声を深く聞くのは、インタビューなどを通して行い、片耳難聴Cafeではより多様な人と出会い、活動のニーズをキャッチしたいと考えました。

ふたつめは、イベントが開催されるのはいつも都心部..という状態にしたくなかったから。
地方在住者は、行きたい催しがあっても参加しにくい経験をしたことがないでしょうか。片耳難聴に限らず、都心部から外れるほど医療機関初め相談先がなかったり、情報が入ってきにくいことも課題の一つだと思っています。

みっつめは、どこか一つのエリアを手厚くするよりも、各地でより沢山の人が参加できた方が良いのかも知れない..という推測。

毎月、片耳難聴をテーマに話したい人・片耳難聴を持つ人で集まりたい・必要としている人はどれくらいいるだろうか。
日常的には各自のコミュニティで過ごす人が多い中、またインターネット上の繋がりもある中、リアルにおいて定住的な片耳難聴のコミュニティではなくても大丈夫なのかもしれない。

「これまで会ったことがなかったから、一度同じ境遇の人に会ってみたい」「片耳難聴について人と話したことがないから、一度話してみたい」というような、ちょっとした興味や・息抜きのようなモチベーションで参加する人も多いのではないだろうかと考えました。

もちろん悩んでいる人もいて、そういう人にもまずは一度、機会を届けたい。そのためにも各地を回ろうと思いました。悩んでいるとき、一度、息が抜けるかどうかがとても大事だからです。

ちょっとした息抜きを、各地にいる片耳難聴を持つ人に届ける。ちょっと明日の元気を分け合う。それを日本中に広げる。そう思いながら、今まで9県にお邪魔しました。

そして、気軽にあちこちで交流会が出来たらそれに越したことはなく、その野望のための仲間集めの旅でもありました(笑)

ボランティアでの活動となるため、私の休日・用事があるエリアに合わせた限定的になっているのが現状です。
片耳難聴Cafeを担当する人が全国に増え、皆さんのリクエストに応えられたらな..と思っています。

ファシリテーションする自信がないです..となかなかハードルがあるようですが、「やってみたいな」という方がいましたら、一緒にやってみませんか。
自信がないよという方には、まずは私との合同開催や、ファシリテート研修等などサポートがあります。どうぞお気軽にご相談いただけたら嬉しいです。

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著者紹介