片耳難聴との付き合い方は、人それぞれです。
キャリアの長い人もいれば、つい最近からという人もいるでしょう。
長年片耳難聴と付き合っていると、聞こえにくい場面での対応方法や工夫を自然と身に着けている人も多いのではないかと思います。
この記事では、片耳難聴を持つ人の「日常生活での工夫」をテーマに調査の結果をまとめました。
工夫していること
片耳難聴が特に聞き取りにくい場面があります(①難聴側で話しかけられると聞こえない②雑音のあるところで聞こえにくい③音の方向がわからない)その対応方法には、「自己努力系」と「他者依頼系」の方法があると考えられます。
人に伝えること
聞こえにくいとき、「自己努力系」の方法では難しい場面もあります。「他者依頼」をする前提として、片耳難聴は外見では分からないため、自分で人に伝える必要があります。多くの人が「必要な時に伝えている」という調査結果になりました。
片耳難聴と読話
「自己努力系」の中でも、さらに口元を読み取る「読話(どくわ)」。表情・身振り・場面の状況を視覚的に読み取り、文脈や話し手との関係などをヒントに推測し、理解する方法です。読話の力は、とても個人差が大きいと言われています。
