見た目では、分かりにくい片耳難聴。
いつも聞こえない訳ではないため、周りの人からの理解が得にくいと感じている人も多くいます。
自分の立ち回りでどうにかなる場面もありますが、
「席を聞こえやすい位置に代わってほしい」等と、周りの人に伝える必要がある場面も、多くの人が体験しているのではないでしょうか。
そんなときのちょっとしたコツを、
片耳難聴レクチャー(勉強会)で取り上げました!
詳細 YouTubeにてアーカイブ限定公開
「きこいろ会員特典」として、レクチャーの様子(講師のお話部分)を動画にて期間限定で公開します。
いつも定員満了で参加できない方や、遠方で参加できない方なども多くいるため、少しでもお役立ていただければと思います。
希望の方は、以下のフォームより申し込みください!
https://forms.gle/JpYHtsfyeK6fGwKr8
- 会員とは:年1000円の会費により、運営費用の支援などをくださる皆さま
- https://kikoiro.com/join/

同テーマで、2024年に東京と京都でも開催し好評だったため
今回3回目となるコミュニケーションストラテジーのお伝えとなりました。
昨年2024/03のイベントレポはこちら!
https://kikoiro.com/lecture-communication/
2025.03開催の概要レポ
今回も30名以上、スタッフ含め片耳難聴の方がほとんど、ほか家族や関係者が数名の場となりました。
また当日は、新聞社の取材やドキュメンタリー撮影もあり、参加者の皆さんにはご協力ありがとうございました。
概要
- 日時:2025/3/16(日)14:00-16:30
- 場所:足立区 生涯学習センター(北千住)
- 主な内容:
前半 講師によるレクチャー・質疑応答
参加者同士ペアでロールプレイ
後半 参加者同士5~7名のグループで交流

ロールプレイ
講師からのレクチャーを聞いた後は、実際に参加者同士でトライ!
「片耳難聴あるある」の以下3つのシーンで
どう伝えるのが良いかを2人1組近くの人とやっていただきました。
- 電話中に話しかけられた時
- 電車の横並びになってしまったとき
- レストラン4人で行ったとき
相手によっても伝え方は異なるため、
仕事場で…上司に…あまり親しくない人に…などの条件も提示されました。
「なにも困らないときに伝えるより、具体的な場面で伝える方が相手にも分かりやすい!」
など講師から再度ポイントも示されました。
参加者の感想
一部を掲載します。
- ご家族より)子どもが難聴なのですが「このくらいの騒音下でもお話できるのか!」とか皆さん席取りにご苦労されてるのか等が実際に分かり、とてもためになりました。
- 当事者より)講師 岡野さんのお話、とても勉強になりましたし前向きになれました!周囲に伝えるかどうか、またどう伝えるか悩んでいましたが「必要に応じて適切に伝えればいいんだ」と気持ちの整理ができ、勇気も沸いてきました。聞こえないものは聞こえないんだから仕方ないじゃん!と開き直ることも大事だなと思いました。
- 当事者より)「マイノリティがマジョリティになる」(少数派が多数派になる:普段は片耳難聴の人が周りには少ない)という体験が初めてで、貴重な場所だと思いました。難聴に限らず、困りごとや生きづらさを抱えている人は多いと思います。そういう人に寄り添える自分でいたいし、機会があれば自身の経験を生かして社会の役に立ちたいと思いました。

片耳難聴レクチャーとは
など、これまで9回・累計270名以上が参加。
片耳難聴レクチャーは、原則 当事者だけでなく、関心のある方ならどなたでもお越しいただけます。
今後のテーマのリクエストがありましたら、お便りフォームよりお送りください!
講師プロフィール
群馬パース大学リハビリテーション学部言語聴覚学科講師。筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。耳鼻咽喉科での実践と、片耳難聴者の障害実態について研究・講演を多数行う。『半分、青い。』制作において片耳難聴のレクチャーを担当。13歳のときに突発性難聴で片耳失聴。きこいろでは「個別相談」なども担当。2023には片耳難聴に関する一般の方向けの書籍もリリース。
片耳難聴とは
・片耳は正常聴力。
もう一方の耳に、軽度~重度(聞こえにくい~聞こえない)の難聴がある。
・医学的診断名では、「一側性難聴」、
難聴側の聴力が、重度や聾(聞こえない)場合には「一側聾/片側聾」が使われることもある。
・日本には、36万人以上の片耳難聴の人がいると推計されている(きこいろ調べ)
・きこいろでは、当事者以外にも馴染みやすい総称として「片耳難聴」を総称として使用。
関連情報
・エピソードコラム「片耳難聴と仕事(伝えること)」
・交流会イベントレポ「テーマ:伝える?」
・ダウンロードフリー「片耳難聴を伝えるリーフレット」
きこいろとは?
2019年に発足した、日本で初めての片耳難聴の当事者を中心とした任意団体(ボランタリー組織) 。
「聞こえ方は、いろいろ」略して「きこいろ」。
片耳難聴に関する情報発信、交流会や勉強会、啓発活動などを行っている。
・きこいろについて知りたい方は「きこいろとは」へ
・運営に興味のある方は「メンバープロフィール」へ
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