毎月恒例!片耳難聴のしゃべり場、片耳難聴Cafe(オンライン)。
いつもの様々なテーマをざっくばらんに話す会に加え、テーマを限定した会を初めて行いました。
何人もの会員メンバーからリクエストがあり実現した「音楽好きの片耳難聴Cafe」。
今後もニーズに応じた、様々なテーマで行っていきます!

音楽好きの片耳難聴Cafe
参加者の音楽歴
ギター、オカリナ、ティンホイッスル、シャンソン、尺八、ほら貝、バンド、DJ、合唱、ピアノ、金管楽器、タップダンス、アイリッシュダンス etc.
多彩な音楽トーク…!
20代~70代、片耳難聴歴は1年程度の方から~生まれつき・何十年のベテランまで。
聞こえ方は、いろいろ。音楽も、いろいろ。
それぞれが聞こえにくさと付き合い・試行錯誤しながら、音楽をエンジョイしている様子が印象的でした。
以下、皆さんが話したエピソードの一部をご紹介します。
主に話したこと
五感で楽しむ
- タップダンスを大人数でやると、周りの人の音とズレが分かりにくく感じる。耳だけで聞いて合わせようとすると、難しい。
目で踊る。目で見て合わせる。リズムを覚え込むのが大事かも。 - 聞こえてた頃も、シンバルで大きな音を出すと、周りの音は聞こえなかった(笑)
指揮者とのアイコンタクトで演奏していた。 - 聞くだけでなく、演奏者の手元を見たりするのも楽しい。

後天的・最近、片耳難聴になった人
- 複数の楽器の音の聞き分けが難しいと感じるが、経験値があるジャンルは、なんとなく推測するような感覚で分かる気もする。
- 高校で突発性難聴に。軽音部でバンドに入って楽しんでいたところで、急に聞こえなくなった。
周りの理解もあり、音楽も楽しみながら過ごしてきた。 - 普段の生活は慣れても、音楽に関してはステレオからモノラルの聞こえになり、楽しみが減ったと感じたこともある。
でも、両耳聴と片耳の聞こえの違いが分かってくると納得もできてきた。楽しみ方を見つける。(関連記事「両耳聴効果」)
歌を唄う人

- シャンソンをステージで唄うとき、モニター音の返りが足元から来る。リハーサルでその音の感じを確かめて、本番はその感覚を覚えて安心して唄うようにしている。
両耳が聞こえる人と違うこともあるかもしれないが、それでNGと言われた経験はなくやってこれている。 - 合唱では、聞こえる方の耳に、上手い人の近くにポジションを取れるとベスト。
聞こえない側に、自分と違うパートの人がいてもつられにくい。 - ソプラノは、主旋律が多いから唄いやすさはあるかも。
アルトやほかのパートでも、位置の調整や周りの音を聞こう合わせようとしながらやっている。
ピアノを演奏する人
- ピアノは、位置が変えられない。聞こえない耳側に客席があると気になった時もあったが、あるもので頑張ってる。
- 音の反響がでやすい大きい会場や天井の高い会場は、やりにくく感じる。
工夫としては、ペダルを浅く踏む、ゆっくり目に弾く、事前のリハができれば音の響きを確認しておくと良いかも等と思っている。 - 今はボランティアの立場なので間違えてもまぁいいか…くらいの気楽な気持ちでやっている。
録音して、後からどんなふうに弾いているかを確認している。

イヤホンや音楽用耳栓
- ワイヤレスイヤホンは、買っても片耳使わないから、片耳だけ少し安く買えたらいいのにと「片耳だけ売れないか」とあるメーカーに訪ねてみたら難しいと言われた。
片耳難聴同士の右・左ペアで、シェアできたら良いのに(笑) - イヤホンは片方だけ、モノラル設定で使ってる。もう片方は、知り合いに貸す用ということで(笑)
- 可愛い耳栓や、高機能の耳栓も出ている。騒音性難聴という、長時間大音量に晒されて内耳にある有毛細胞が傷ついて起こるものを、ライブ用の耳栓で予防する動きが出てきている。(関連記事:「片耳難聴と音楽」)
伝えること
- 片耳難聴でもあまり不都合なく音楽をしてきたから、人と話していて聞こえにくい時があったら言うくらい。
- 生まれつき片耳難聴だから自分の聞こえが当たり前で、そもそも「伝える」という発想自体がなかった。
- 「浜崎あゆみと一緒の病気」「堂本剛と一緒」って言う(笑) 著名人は、周りの人も知っていることが多いので言いやすい気がする。
聞こえてなくて無視してたら「肩叩いてください」と言ったり。
オンライン越しではありますが、参加者の皆さんからピアノ、尺八、ティンホイッスル、シャンソンの音色も聞かせていただきました。
これだけ多彩なプレーヤーがいたら、アンサンブルをやったら楽しそう!(ポジ取りが大変そう笑
いつか対面でのイベントとして生演奏をできる機会があったらいいな、なんて妄想も膨らみます。
参加者の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!

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